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米ファンド、筆頭株主にNIS株を4割取得/フジサンケイ・ビジネスアイ(12月11日)

事業金融大手のNISグループは10日、米投資ファンドのTPGと資本・業務提携したと発表した。TPG傘下のファンドを引受先として200億円の第三者割当増資を実施するほか、最大875万株の新株予約権を発行する。これにより、TPGが約4割の株式を保有、NISの筆頭株主となる。貸金業法の改正でNISの事業環境は急激に悪化しており、TPG傘下に入ることで財務基盤を強化する。

同日、東京都内で会見したNISの嵜岡邦彦会長兼社長は「TPGに支援してもらうことで企業価値が上がる」と語り、資本提携の意義を強調した。

第三者割当増資は来年2月20日を予定。約35%だった創業家の出資比率は20%強に低下する見込み。創業家出身の嵜岡会長は留任するが、TPGはNISに過半数の役員を送り込む見通し。

TPGはさらに、2月下旬にNISの中国リース子会社に約113億円を出資する。一連の提携でTPGはNISに約313億円を投じる。

NISは、出資法の上限金利(年29・2%)と利息制限法(15〜20%)の中間の「グレーゾーン金利」の返還請求に備えた引当金の積み増しが響き、2007年9月中間連結決算で19億円の最終赤字に転落。店舗の統廃合や希望退職者の募集などリストラを急いでいる。

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