三菱UFJ、アコムにTOBへ(産経新聞)8月28日
三菱UFJフィナンシャル・グループが消費者金融大手のアコムに対し来月上旬にも株式公開買い付け(TOB)を実施する方向で検討していることが28日分かった。三菱UFJは現在、グループ全体でアコムの発行済み株式の15%を保有しているが、今回のTOBで、出資比率を40%に引き上げる考え。子会社化することも視野に入れている。
両社は現在協議中で、TOB価格や役員の派遣などは今後詰めることにしており、流動的な部分も残っている。
消費者金融業界では、平成18年末に成立した改正貸金業法で上限金利の引き下げが決まったことなどから、市場規模が縮小。さらに過去に顧客が払いすぎた「過払い利息」の返還請求も相次ぎ、経営環境は急速に悪化した。
アコムは三菱UFJを後ろ盾に生き残りを図りたい考え。三菱UFJもアコムとの関係を強めることで、投資信託の販売低迷などでブレーキのかかっているリテール(個人・小口金融)部門の強化につなげる方針だ。
消費者金融業界は、昨年、三井住友フィナンシャルグループ傘下の消費者金融プロミスが三洋信販を買収。今年7月には、新生銀行が、米ゼネラル・エレクトリック(GE)が「レイク」の名称で営業する日本の消費者金融子会社GEコンシューマー・ファイナンスを買収すると発表するなど、銀行主導の再編が加速している。
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