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住信・中央三井:11年春、統合へ信託銀首位に/毎日新聞(10月27日)
住友信託銀行と中央三井トラスト・ホールディングス(HD)が11年春をめどに経営統合する方針を固めたことが27日、明らかになった。総資産の合計は36・2兆円(連結ベース、6月末時点)と信託銀行では三菱UFJ信託銀行(22・0兆円、3月末時点)を抜いて首位に浮上し、銀行業界全体では4位のりそなホールディングス(39・8兆円)に迫る。住友信託と中央三井は、金融危機の影響で経営環境が悪化しており、統合で生き残りを図る。

関係者によると、11年春をめどに持ち株会社「三井住友トラスト・ホールディングス(仮称)」を設立。当初は傘下に住友信託と中央三井信託銀行をぶら下げ、1年後に両行が合併する案を軸に検討している。合併行の名称は「三井住友信託銀行(仮称)」、存続銀行は住友信託で調整している。統合比率やトップ人事、本店所在地などは今後詰める。

中央三井は昨秋の金融危機後の株価急落で保有株の多額の損失処理を余儀なくされ、09年3月期連結決算は920億円の最終(当期)赤字に転落。株価低迷も重なり、09年7月末を目標としていた公的資金の完済が遅れている。公的資金の残高は約2000億円で住友信託との統合前の完済を目指すとみられる。

一方、住友信託は大手行では唯一再編に加わらず、単独路線を貫き、09年3月期連結決算も79億円の最終黒字を確保した。だが、主力取引先の消費者金融大手アイフルの経営不振などで、財務悪化が懸念されている。

住友信託は法人向けの資産管理などに強く、中央三井は個人向け投資信託や住宅ローンの販売などに力を入れており、統合で補完効果が期待できる。年金運用や証券管理、不動産部門など信託銀行の中心業務を強化したい考えだ。

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