過払い金精算促し滞納税回収-中国新聞(6月17日)
三原市は、多重債務で悩む市税滞納者に過払い金利がないか、精算を促し、返戻金から納付させる手法を進めている。司法書士と連携した県内14市では初の試み。17日現在、約8カ月間で総額約1321万円を回収した。
「過払い金は、滞納者の資産」とみる兵庫県芦屋市の発想に倣った。2007年11月から、滞納者に「過払い金利は、貸金業者に返還請求できる」と権利を説明。返還訴訟の代理人になれる認定司法書士11人(尾道3人、三原8人)を紹介し、面接予約まで後押ししている。
その結果、利息制限法の上限比率(年15―20%)を超す金利を払い続けていたケースが見つかった。07年度、過払い金を取り返した8人から計約524万円の納付があった。08年度も既に、5人で計約797万円に上る。1人当たり最高で200万円を納め、完納に至った滞納者も目立つ。
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